
あらすじ
斎川智弘は勤めていたカフェをクビになり困っていたところ、常連客だった刈谷から怪しいバイトを紹介される。 「アンドロイドを装って起業家と暮らすだけ」 内容に不安を抱きつつも住み込みの高額バイトは魅力的で、引き受けてしまう。 智弘は、高性能のアンドロイド「トモ」として起業家の羽澄瑛斗と同居を始めた。 羽澄の傍で暮らすうち、智弘は自然と羽澄に惹かれ恋心を持つようになる。 羽澄は優しく、いつもトモを甘やかしてくれる。 肌に触れる感触、名を呼ぶ声──どれも甘く、心地よい。 抱かれた後の幸福感も……。 人間としてこの愛情に溺れてしまいたいけれど、羽澄は「人間のトモ」を欲していない。 羽澄がアンドロイドを傍に置いた理由は亡くなった恋人の代わりだったからだ。 真実を打ち明ければ傍にいられない。 でも「斎川智弘」として恋をしたい──思い悩んだ結果、トモは……。 キュンの後にギュッとなる、胸がせわしい純愛物語。