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芥川龍之介の猿蟹合戦

芥川龍之介の猿蟹合戦

著者: 芥川 龍之介

ナレーター: 中山 依里子

出版社: パンローリング株式会社

評価: ★★★★ 4.3 (3件)

聴き放題対象

あらすじ

かには自分がもっているおにぎりとさるがもっている柿のたねを交換しました。かにがたねをうえると……かにの子どもはみごとにかたきをうちました。めでたしめでたし。の、その後の話。仇を取った蟹の子らは、その後警官に捕まり投獄。主犯の蟹は死刑、臼や蜂らは無期徒刑。これは事実である。猿蟹合戦は「因果応報」の話だが、復讐は善ではない。蟹の家族はその後どうなったのか。妻は貧困のためか、性状のためか、売笑婦に。長男は株屋の番頭か何かになった。次男は小説家になった。三男は、蟹よりほかにはなれなかった。そんな三男が横ばいに歩いていると、おにぎりが落ちていた。すると高い木の梢に猿が一匹――芥川は最後にこう言います。「語を天下の読者に寄す。君たちもたいてい蟹なんですよ」Public Domain (C)Pan Rolling
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