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お末の死

お末の死

著者: 有島 武郎

ナレーター: 和久 りか

出版社: パンローリング株式会社

再生時間: 57分

評価: ★★★★ 4.4 (10件)

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あらすじ

貧困に苦しむお末の家では立て続けに4つも葬式を出した。家族のために働くお末だが、 家族からの冷たい仕打ちに耐え切れず… その年(大正2年)、お末の家では4月から6月までに4人の葬式を出した。 最初に死んだのが長く患っていた父で、次が気力も体力もない19歳の次兄である。 お末は14歳の少女で、お末の家は小さな床屋で生計を立てていた。 そこは、札幌の豊平川に近い貧民窟と呼ばれている貧しい地域で、お末の家も楽な暮らしではなかったが、 父の亡くなった後は、長兄が家族をまとめながら懸命に働いていた。弱い者の立場から物語を描く有島らしい名作。 有島 武郎(ありしま たけお、1878年(明治11年)3月4日 - 1923年(大正12年)6月9日)は、日本の小説家。 学習院中等科卒業後、農学者を志して北海道の札幌農学校に進学、洗礼を受ける。 1903年に渡米し、ハバフォード大学大学院を経て、ハーバード大学で1年ほど歴史や経済学を学ぶ。帰国後、志賀直哉や武者小路実篤らと共に同人「白樺」に参加。 1923年、軽井沢の別荘(浄月荘)で波多野秋子と心中した。 代表作に『カインの末裔』『或る女』や、評論『惜しみなく愛は奪ふ』がある。