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講談 古典怪異譚 十一

講談 古典怪異譚 十一

著者: 旭堂 南湖

ナレーター: 旭堂 南湖

出版社: パンローリング株式会社

評価: ★★★★★ 4.5 (4件)

聴き放題対象

あらすじ

上方講談 古典怪談の世界 講談師の旭堂南湖が贈る古典怪談。 故きを温ねて新しきを知る。 名調子で語る「日本の怪談」ここにあり。 五福屋政談 その1「発端」(30分) 近頃、怪談で、ヒトコワが人気です。ヒトコワとは人が怖い、つまり幽霊よりも生身の人間が怖い、恐ろしい。 本日お話いたします五福屋政談は江戸時代のヒトコワと申しましょうか。色と欲の絡んだ長い長い物語の最後に怪異、不思議なことも起こります。五福屋政談の物語。どうか最後までお付き合い下さい。 五福屋政談 その2「お松の悋気」(25分) 屋根屋の棟梁、甚吉はいたってお人好し。弟子が二人。兄弟子の鉄造は道楽者、仕事を終えると毎晩遊びに出かける。弟弟子の吉松(よしまつ)は男前で、気立てもよい。甚吉の女房、お松は根が浮気者。吉松に惚れ込み、無理やり吉松と関係を結んでしまった。 五福屋政談 その3「又蔵の情け」(28分) 吉松と恋人のお勝が夕涼みの最中、嫉妬に燃えたお松に泥棒呼ばわりをされて、野次馬に追い詰められて、両国橋から隅田川へ飛び込んでしまった。お松は息せき切って我が家に戻って、台所でゴクリゴクリと水を飲んでいる。その様子を腹這いになって見ているのが、吉松の兄弟子の鉄造。 「姉さん、出刃包丁を持ってどこへ行ってきたんですか」 と聞かれて、ギクリとしたお松 五福屋政談 その4「お豊の一目惚れ」(27分) 五福屋又蔵の妹、お豊は年が十八。この辺では誰知らぬものもない美人です。ことに得も言われぬ愛嬌があって、お茶お花は申すまでもなく、女性としての芸は残らずわきまえている。大家に育って本当の箱入り娘。めったに外へでたことがない。これが当講談の主人公で、のちに吉原で随一と言われた玉菊花魁になろうとは、人の行末ぐらいわからないものはございません。 旭堂 南湖(きょくどう なんこ) プロフィール 講談師。 1973年生まれ。 滋賀県出身。 大阪芸術大学大学院修士課程卒業。 1999年、三代目旭堂南陵(無形文化財保持者・2005年死去)に入門。 2003年、大阪舞台芸術新人賞受賞。 2010年、文化庁芸術祭新人賞受賞。 2015年、『映画 講談・難波戦記-真田幸村 紅蓮の猛将-』全国ロードショー。主演作品。 2019年、CD「上方講談シリーズ4 旭堂南湖」発売。「血染の太鼓 広島商業と作新学院」「太閤記より 明智光秀の奮戦」収録