
歳末の質屋 都内に約一八〇〇店(小学館の名作文芸朗読)
あらすじ
【小学館の名作文芸朗読】質屋を通して戦前の日本社会の経済格差や庶民の生活苦が描く体験記。城南にある暖簾のない珍しい質屋には、買ったばかりの背広が見られたり、冬にもかかわらずオーバーが並んでいたり、質流れになっているものも多かった。月々の給料から洋服屋へ代金を払い、さしあたり必要な金を質屋から借りるしかないほどに困っているのである。また、当時の東京には約1800の質屋があったが、貧しい人ほど高利貸しの質屋に行くしかないという現状もあった。Public Domain (P)2025 エイトリンクス