
あらすじ
内容紹介 『市朗妖怪百科 第三集 ~タヌキとムジナ、伝説伝承と実話系怪異の奇妙な共通点』 『妖怪百科第2集』ではキツネに化かされる日本人について考察し語ってみたが、 今回はタヌキにまつわる怪異を集めてみた。 キツネは美女に化けるがタヌキはいろいろなモノに化け、時にはノッペラボウの妖怪となり、日露戦争では兵隊となってロシア軍と戦ったという伝説も残る。 だが、そんなタヌキ話は、昔の伝承とほぼ同じ状況、同じ形態で、この現代の日本にも出現しているようなのだ。 そんな実話系怪談としてのタヌキの話と、伝説、伝承に残るタヌキの話を比較しながら、この不思議な現象の要因を探ってみよう。 「化け寺」(7分) 実家である寺の跡取りとして古寺に住むこととなった新婚夫婦。その初日の夜。 離れのトイレと雑草の生い茂る庭で奥さんは奇妙な体験をする。僧侶である夫に助けを求めるが、それは一つ目の小坊主の仕業だという。 「タヌキの祠(ほこら)」(7分) 四国のある町の旅館に宿泊したMさん。真夜中に不思議なモノを見た。庭先に提灯に灯が点いている祠のようなものがあり、その前に人がうずくまっている。 一体あれは何だろうと思いながらもその晩は寝た。翌朝庭先に出て見るとそんなものは無い。すると旅館の主から話しかけられ、祠の秘密を知る。 「タヌキの里」(8分) 仲間数人と東北のキャンプ場でバーベキューを楽しみ一泊した。この時全員が、ささいだがなんだか奇妙な体験をする。しかもその体験にはある共通点が見られた。 しかもこのキャンプ場には、あるタヌキの伝説が残されていて…。 「如雨露」(6分) 箱庭作りが趣味の男性。ある朝自宅の庭先に見たこともない立派な箱庭が置いてあった。 あまりに立派でよくできた箱庭を感心して見ていると、箱庭はまるで本当の山の風景のような様相で動き出した…。 「あれタヌキやで」(13分) 私と北野誠さんの体験談。ある夜、取材で京都市の保津峡駅に向かった。真っ暗な山道にヘッドライトの光だけ。その光の中にある者が飛び込んできた。 ジョギング姿の初老の男だった。ただ、その様子がおかしい。第一こんな時間。もう一度確かめようとすると北野誠氏がこんな一言を…。 「信楽の鹿」(6分) 「檻の中のタヌキ」(3分) 「芝右衛門狸」(20分) 「日露戦争に参加した化け狸」(6分) 「小泉八雲のムジナ」(8分) 「たまご