
あらすじ
実話系怪談のパイオニア、『新耳袋』シリーズの著者の一人が、語りで送る怪談全集! 『山の牧場・前夜』~私の怪談青春記~"おばあちゃん" 卒業制作(17分) 1982年、山の牧場へ迷い込む前の怪異エピソード。大阪芸術大学の卒業制作のため、兵庫県にある我が故郷で16ミリフィルム映画のロケを敢行。 今思えば、怪異が頻繁に起きる現場であった。 第一夜「乗った」(6分) 大学3年の冬。映画の監督を担当する私は、卒業制作を共にする仲間を4人連れて我が故郷へロケハンティングを行った。 その第一夜。消灯し、就寝しようとした際、カメラ担当のU君がいきなり奇妙な行動を起こし始める。「乗った」と言うのだ。 第二夜「すりガラスの影」(7分) 大学4年の夏。映画の本番ロケが始まった。宿泊は町の公民館を使わせてもらったのだが風呂は、わが家の風呂場を使ってもらった。 記録係の女の子が風呂場から悲鳴を上げた。風呂場のすりガラスに影が映ったというのだ。スタッフの一人が疑われたのだが…。 第三夜「蔵とトイレ」(16分) 撮影には、町が貸し出している、蔵のある屋敷を使った。その蔵の扉に何重にも鎖が通され大きな錠がかかっていた。しかし撮影中、その蔵の中からある音が聞こえて来た。 そして我が家のトイレでも奇妙なことが起こり出す。 第四夜「オレンジ色の光」(7分) メインスタッフ4人が亡き祖父の部屋で就寝中、その4人共が夜中に奇妙な光を目撃したという。その光にはある共通点と特色があった。 他 第五夜「台所の音」(13分) 第六夜「掃除(そうじ)」(25分) 最後の夜(8分) 中山 市朗(なかやま いちろう) 作家、怪異収集家 1982年、大阪芸術大学映像計画学科卒業。映画の助監督や黒澤明監督の『乱』のメイキングの演出などに携わる。 1990年、扶桑社から木原浩勝との共著で『新耳袋~あなたの隣の怖い話』で作家デビュー。 『新耳袋』は後にメディアファクトリーより全十夜のシリーズとなり復刊。『怪談新耳袋』として映画やドラマ、コミックとして展開。 著書に『怪異異聞録・なまなりさん』『怪談実話系』『怪談狩り』シリーズなどがある。怪談は語ることが重要と、ライブや怪談会、放送などでも積極的に怪談語りを行っている。その他の著書に『捜聖記』『聖徳太子・四天王寺の暗号』『聖徳太子の「未来記」とイルミナティ」など多数。