
あらすじ
科学者ジャン・アンリ・ファーブルに間近で接してきた、ジョルジュ=ヴィクトール・ルグロによるファーブルの伝記。 ファーブルの生き方や考え方などを、ルグロは直接ファーブルの口から聞き、それを忠実に書き留めました。貧しい家庭で育ちながらも自然を愛し、生き物に向けるまなざしは常に温かい。 そして大人になっても、新しい発見には子どものように目を輝かせる。苦しい生活、大切な我が子や慕っていた師匠の死、発明が盗まれるなどの不運に見舞われても、観察や研究を続け、学ぶことをやめなかったファーブル。 『昆虫記』の出版に至るまでの経緯を含め、ファーブルとともに一喜一憂し、どんな時も前向きな彼の姿を見てきたルグロ。 そんなルグロならではの記録は、ファーブルという一人の人間を知る上でたいへん貴重であり、その存在の重さを現代の私たちにも感じさせてくれます。 目次 序 ファーブルからのことば はじめに 1 自然というもの 2 小学校の先生時代 3 コルシカ島のファーブル 4 アヴィニヨンのファーブル 5 ファーブルを支えたひとたち 6 オランジュのファーブル 7 昆虫記第一巻がうまれる 8 さまざまな研究とファーブルが書いた素晴らしい本について 9 昆虫の本能 10 ファーブルのような学者たち 11 たそがれどき