
あらすじ
当年73歳、本日も炎天下、朝っぱらから現場に立ちます 喜びも笑いも涙もすべて路上にあり。 「誰でもなれる」「最底辺の職業」と警備員自身が自嘲する交通誘導員の実態を、悲哀と笑いで描き出す ――すべて実話の生々しさ―― 全国55万人強の警備員の主流をなしている「交通誘導員」の人間臭いドラマを克明に描いた初めての作品。通行人にクレーム入れられ、現場監督に怒鳴られ、警察に注意され……。それでも私は今日も路上に立つ。 目次 まえがき─〝最底辺の職業〟の実態 第1章 交通誘導員の多難な日常 某月某日 トイレ掃除:警備業法違反を隊員に強いる隊長の弱味 某月某日 通行止:交通誘導警備員はお地蔵さまではない 某月某日 猛女:子連れ女性のたくましきパワー 某月某日 お金の話:警備員のリアルなフトコロ事情 某月某日 意気地なし:片交ができないと現場で尻込みする大男 某月某日 人は嘘をつく:妻に責められる私の、身勝手な弁解 某月某日 最高齢警備員:エロ爺さんは素敵な人格者 第2章 交通誘導員の喜びと悲しみ、時々怒り 某月某日 黄金譚:糞尿にまつわる滑稽きわまりない顛末 某月某日 大失敗:サイン拒否した親方の言い分 某月某日 花火大会:長岡大花火大会警備2泊3日道中記 某月某日 プライド「:大学出て警備員」は恥ずかしいのか? 某月某日 陽気な異邦人:外国人労働者たちとの交流 某月某日 パチンコ屋警備:監視カメラもあって気が抜けない 某月某日 職場放棄:我慢の限界を超えたとき 某月某日 承認欲求:警備員の喜びってなんですか? 某月某日 夜勤明けの出来事:どん底での犯罪の誘惑 第3章 どうしても好きになれない人 某月某日 誘導ミス:交通誘導警備員が一番恐れること 某月某日 たかが挨拶:なぜ挨拶をしない人が嫌われるのか 某月某日 駐車場警備:ドライバーの思いもよらぬ抗議に泣かされる 某月某日 好きになれなかった人「:いじめ」か「愛のムチ」か 某月某日 警備員は歯が悪い?:歯医者へ行く時間がないか金がないか 某月某日 通報される人:こんな行動は警備員失格! 第4章 できる警備員、できない警備員 某月某日 首振り人形: 2秒間隔で首を左右に振り続ければ警備員合格? 某月某日 コミュニケーション能力:警備員に外国人が少ないのはなぜ? 某月某日 できない警備員:ここにも能力格差は存在する 某月某日 家宅捜