
夏の戻り船 くらまし屋稼業
あらすじ
「皐月十五日に、船で陸奥に晦ましていただきたい」── かつて採薬使の役目に就いていた阿部将翁は、幕府の監視下に置かれていた。 しかし、己の余命が僅かだと悟っている彼には、 最後にどうしても果たしたい遠い日の約束があった。 平九郎に仕事を依頼した将翁だが、幕府の隠し薬園がある高尾山へ秘密裏に連れて行かれる。 山に集結した薬園奉行、道中奉行、御庭番、謎の者…… 平九郎たち「くらまし屋」は、将翁の切なる想いを叶えられるのか! ? 続々重版中の大人気時代エンターテインメント、堂々のシリーズ第三弾。