
あらすじ
【原作 山本周五郎】時代小説の名手。貧しさや虐げられた者たちが必死で生きていく作品が多い。人生の喜怒哀楽を知り尽くした作家が描く時代物、歴史物。 【朗読 大久保陽奈】甘く柔らかな声で凛とした力強い表現まで、女性らしく耳心地の良い世界観にあなたの心を誘います。キャラクター、ナレーション、アシスタントMC、ゲーム音声など、幅広いジャンルで活躍。遊び心を忘れない、思わず笑みのこぼれるトークも人気です。 時代劇。寒森新九郎は藩政の中心人物であったが、極めて健忘症であった。藩主の見栄で秋田から江戸へ蕗を取り寄せたとき、諫言に出かけるが何をしに行ったのか忘れてしまった。しかし今さら引き返せない。窮地に陥った新九郎は苦し紛れに、侍女の浪江を嫁にくれと言いだしてしまう。浪江は「おこぜ」の綽名のある醜女であった。