
あらすじ
将棋の駒ぐらいしか字が読めない坂田三吉だが、堺の町の忘年将棋大会ではここ二年連続して一等賞を取っている。実力だからそれはそれでよいのだが、困ったことに、やたらと威張り散らしている。周りのものはみんな不愉快で、なんとかギャフンと言わせたいと思っている。そこで・・・。貧窮のどん底の長屋暮らしから身を起こし、ゆくゆくは王将にまで上り詰めていく坂田三吉。そこにはライバル関根金次郎の存在があった。「二人の王将」の前半(坂田三吉の生活が安定するまで)を二回に分けて読んだ。今回はその第一回目である。