
現実はいつも対話から生まれる
著者: ケネス・J・ガーゲン (著), メアリー・ガーゲン (著), 伊藤 守 (監修・翻訳), 二宮 美樹 (翻訳)
ナレーター: 入江 直樹
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
再生時間: 5時間
評価: ★★★★★ 4.6 (10件)
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あらすじ
内容 対話型組織開発、教育、心理療法etc. 注目を集める「社会構成主義」最良の入門書 ここに対立を超える鍵がある。 社会構成主義の基礎的な考えはとてもシンプルなようでいて、非常に奥深くもあります。 私たちが「現実だ」と思っていることはすべて「社会的に構成されたもの」です。 もっとドラマチックに表現するとしたら、そこにいる人たち が、「そうだ」と「合意」して初めて、それは「リアルになる」のです。 あなたは懐疑的にこう反応するかもしれません。 「死が存在しないという意味ですか? この身体も太陽もこの椅子も?」 私たちはここで、ひとつはっきりさせておかなければいけません。 社会構成主義者は「何も存在しない」とか「現実などない」と言っているわけではないのです。 重要なポイントは、人が「何が現実か」を定めるとき、 常にそれは、あるひとつの文化の伝統から話しているのだということです。 確かに何かは起こりました。けれど、それを描写するには、ある特定の文化の観点を通さざるをえないのです。 つまり、その文化特有の言語だとか、見方、話し方を通して語らざるをえないということです。 たとえば、「彼のお父さんが亡くなりました」ということを描写しようとすると、 普通は生物学的観点から語ることになります。 ここで私たちは「起こったこと」を「特定の身体機能の停止」として「構成」しているのです (けれども、医療専門家たちの間でもそれを死と確定することには同意が成立しないかもしれません。 移植外科医は、かかりつけの内科医とは別の意見を持っている可能性があります)。 他の文化的伝統においては、「彼は昇天しました」とか「彼は彼女の心の中に住み続けます」とか、 「これは彼の生まれ変わりの新しいサイクルの始まりなのです」とか、 「彼は苦しみから解き放たれました」とか、「彼は、彼が残した功績という遺産の中に生き続けます」とか、 「彼の3人の息子たちに彼の人生は引き継がれます」とか、 「この物体の原子構成が変化したのです」などと語られるかもしれません。 こういったあらゆる文化的伝統の外に出てしまったとしたら、私たちはどのように語ることができるでしょうか? 構成主義者にとっては、「何も存在しない」のではなく、「私たちにとっては何も意味しない」ということなのです。 他の言い方をすると、「私たちの関係性」によって、